2008年06月09日

危険な世界に住む子ども達

子どもの友人。別の高校へ進学した子。どうしてこう次から次へと、あまりにも危険な男女関係を築いてしまう子供たちがいるのだろうか。

今度は、相手は大学生とのことだ。卒業アルバムを見て、気に入った子のメールアドレスを聞き、そしてコンタクトを取ってきたという。

誰がそれを教えたのか尋ねても、決して教えてはくれないそうである。

そして、とうとうとんでもない関係にまで進んでしまったようだ。友人はその男のことを信じきっていて、もはやなんの忠告も耳に入らないらしい。
話しを聞く限りでは、完璧な遊び人。今までに同じようなことを繰り返してきたように見受けられる。

高校生になったばかりの子ども達。つい、この間までは親の強い保護下にあり、そして、義務教育というものから解き放たれて起こる心の動き。

シュタイナーは、14、15歳ぐらいの子どもに向き合うときには、自分の受けた教育からでは、子ども理解することが出来ないという。だから、どうしても、これまで以上に教師は、自分の良心をきびしく吟味しなければならないと語るのだ。

我々が考えている以上に、現代の子ども達は闇の中に置き去りにされてしまっているようだ。
教師は生徒と同じレベルでの感情しか持てず、それが子ども達から二度と尊敬を得られない状態を作り、また、子ども達は気軽に相談できる人間が身の周りにいない。相談できるのは、メル友となり、軽く浅い世界の中で欲望と戸惑いだけが大きな足音を立てて突き進んで行く。

私はそういった話しを聞いても何が出来るのだろう?その子の親に忠告?でも、その時点で、子どもたちの友人関係は解消されてしまうだろう。

ただ、自分の子どもを通してその子に注意を促すしか出来ない。なんという、もどかしさ。

教育現場さえしっかりしたものであったなら、そして、親がその子を正しく見つめ、正しく導いてきたなら起きないであろうこと。

想像以上に現代の子ども達の性に対する認識は幼く、危険なものとなっている。そして、欲望のままに牙を剥く未熟すぎる精神の男達の増加。

教育、教育、教育。正しい教育が成されてこなかった結果。歪んだ日本の教育現場がもたらした結果。
posted by ミューシャ at 23:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 教育 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ミューシャさん、こんばんは

大変危険な憂いの多い世の中になっていると思います。
こういった世の中にどのように対処したらよいかついては
シュタイナーの本のどこかで読んだ記憶があります。
それは教育の大切さで、うろ覚えですが、たしか
以下のようなことが書かれてあったと思います。

親がどんなに目を光らせたとしても(もちろんこういう
表現ではありませんが)四六時中親の管理下におくことは
できない、が、子どもの頃に十分な教育を受けた人間は
たとえ親の目が届かない危機的な状況に遭ったとしても、
何とか潜り抜けることは出来る。そういう力を養うのが
子どもの頃に受けた教育の成果であると、
(たしかこのようであったと思います)

又、これは将棋の羽生さんの友人である島九段が
語った言葉ですが、名人級になる器の人間には
(もちろん羽生さんのことではあるが)
には何人かの悪友が悪い遊びに引き込もうと
思ったけれども、その当時は羽生さんには
何らかの目に見えない力が働いていてどうしても
誘うことは出来なかったと。

大成する人間にはどうしても悪い遊びには
引き込めない目には見えないスフィアのようなものが
出来上がるような気がします。これがいわゆる
正しい教育のなせる技ではないかなと思います。
大人になればいずれ親の目が行き届かない世界に
巣立っていくのでしょうが、そのためにも
日頃の教育の大切さをシュタイナーは訴えているようにも
思いました。
Posted by ひつじ at 2008年06月11日 21:21
ひつじさん、こんばんは。

シュタイナーの見解をありがとうございました。
子どもの友人達を見ていますと、高校へ入って安易に危険な道へふらふらと行ってしまう子、その反対に自分というものをしっかり持って希望に満ちた歩みをしている子と様々なのですが、その背景はどうかというと、やはり、ひつじさんが書いてくださったシュタイナーの見解がそのまま当てはまるようです。

親が忍耐強くあたたかく、一つ一つ教え導くということの大切さをつくづく思います。

また、羽生さんのお話しからも、正しい教育こそ、子どもたちへの最大の贈り物なんだなと思いました。
そして、安心して社会へ羽ばたかせられるように、親は悔いのない子育てをしたいなとも改めて思うのでした。
Posted by ミューシャ at 2008年06月11日 23:29
私もこのシュタイナーの見解を読んだときは非常に意外
でした、しかしながら因果関係を突き詰めればありえない
ことではないなと、最近見たドラマや雑誌に以下のような
ことが載っていました。

一つ目は大河ドラマの篤姫から、将軍家定が「うつけ」の
フリをしていたのは自分の運命を呪うため、
二つ目はアラフォーから、子供が非行に走るのは夫婦の
絆を回復させようとの無意識の行動、親に心配かけることに
よって、不仲の親を一致協力させるという無意識の力、
そしてこれは雑誌からですが風俗に勤めるのは子供の
ときに父親が叱るべきときに叱らなかった、父親の愛情が
不足していたためふらついた行動に走った・・・。
もちろんドラマや雑誌のことなので信憑性というものは
ないけれども、非行の因果関係に幼少の頃の教育が
影響している点では何か考えさせられました・・・。

こうしたことを考えると、今の日本の子供たちは大変な
状況にあるのはもちろんですが、ミャンマー、中国の
子供たちのことを考えればさらに胸が張り裂けるような
思いですね。一人一人の子供たちに聖霊の御力が働き
個々人の周囲の人間が一致協力して救済にあたることを
多々ひたすらに祈る思いです・・・。
Posted by ひつじ at 2008年06月12日 00:19
ひつじさんのコメントがトップページに反映されていなかったようで、今、気がつきました。すみません。

ちょうど、父親との関係ということを思っていたのです。
ずいぶん前、まだ、私が独身時代だったと思うのですが、父親との関係が上手く形成されていなかった子は、将来、社会に出た時に人間関係に苦労するということを聞いたことがありました。

それで自分が本当に当てはまるなと思って、いざ、自分が子育てする上では結構気をつけてきました。

また、子どもが非行に走るときの心情というのも理解できます。自分を見つめて欲しいという叫びを抱えていたり、両親には仲良くしていてもらいたいという強い無意識の衝動。

子どもにとっては、家庭が家庭であってほしいし、本来ならそれは当然のこと、あたりまえのことですもの。

私もひつじさんと同じように、昨今世界のあちらこちらで起きている災害下の子どもたちや日本の子どもたちに聖霊の御力が働かれることを祈ります。
そして、今の自分に何が出来るのか、その出来ることをしたいとも思います。決して傍観者ではありたくありませんものね。
Posted by ミューシャ at 2008年06月12日 22:26
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