民主党の公約の中にある、教員の質を上げる為に教員養成課程を6年にするということには賛成である。
やはり、今の日本の教師の質は低すぎる。その原因として、教員免許が簡単に取れてしまうことにある。だから、当然、決して優秀ではない人間達が教員というランクに位置している。
周りを見ても分かるように、優秀な人間というのは、大企業や国家公務員、難しい専門職などに就く傾向にある。
だが、教員の多くは二流といわれる高校や大学卒業者が多い。
これは、かなり問題である。だから、子ども達も『塾や予備校の講師はプロだが、学校の教師の教え方は下手だ』という意見が多いのである。頭脳が優秀な人間というのは、学生時代に真剣に勉学に取り組んでいる。しかし、現在の教師レベルの人間達は、学生時代に必死の取り組みもなく、また勉学のセンスにも欠けている。
『塾や予備校の講師はプロで、学校の教師はプロではない。』
そういった見方が主流となっている状態は、非常に憂うべき問題である。
また、小学校・中学校・高校と年齢が上がるにつれ、子ども達も教師達の全体像が見えてくる。
そんななかで、「教師って出来ないくせに、人を見下したがる」という教師の実像を捉えていくのである。
せめて、頭脳だけでも優秀なら、もう少し教師を認めるのだろうが、決してお世辞にも優秀だといえないレベルの人間達が教師になっているのだから、困ったものである。
それに、塾や予備校となると、子ども達は、「塾や予備校の先生って、いろいろ親身になって相談にのってくれる」という評価をするのである。
今の日本では、あまりにも教師の犯罪が多い。これは、なぜか?
まともな授業を行えない教師が多いのはなぜか?
クラスをまとめることの出来ない、ともすれば学級崩壊を起こさせる教師が多いのはなぜか?
優秀な頭脳もなく、また人間性にも問題のある教師のなんと多いことだろうか。
教員の質を上げることは当然のことである。
しかし、民主党が養成過程6年制を打ち出したが、民主党の支持母体には日教組がいる。既に、日教組は「教員免許更新制度」の廃止を民主党に求めてきている。
こんな状態では、民主党には教育改革は絶対に出来ないと断定する。
また、民主党の公約では、いろいろな教育・子ども支援策を出しているが、所得制限もなく一律に行おうとするものが多い。裕福な家庭にまで税金を使って支援するというのは、どう考えてもおかしいことであって、それこそ税金の無駄使いである。そのような余裕があるのなら、もっと他にお金を回さなければならない深刻なものもある。
一方、自民党はどうであるかというと、
『高校生・大学生を抱える中堅世代の教育費に負担が増大している現実。』ということがマニフェストには書かれてあるので、民主党の中学生以下の子どものいる家庭に子ども手当てを一律支給するというものと対比させると、はるかに自民党の方が現状を理解しているということが分かる。
また、自民党では、低所得者の授業料無償化、返済義務のない奨学金の設立等を打ち出してきている。
確かに現実的な政策である。これだけ借金大国になっている今、税金はより有効活用しなけれならないのだ。
民主党は、これが民主党のマニフェストだといち早く出してきたわりには、ころころと修正が多い。結局は圧力や人気取りに振り回される党なのだろう。
そして、支持母体に日教組が付いている以上、民主党には教育改革はできっこないのである。
教育改革が出来なければ、日本は益々荒んでいくだろう。これだけは事実なのだから。
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