2007年01月18日

自由意志と謙遜

シュタイナーは、霊的修行においての危険性の一つを次のように述べている。

『魂が体から離れたなら、元素界から良い影響のみが流れ込むように配慮しなければならない。――この点に注意しないと、超感覚的世界への入り口を見出したにもかかはらず、肉体的に、道徳的に頽廃することになる。

魂が高次の領域に生きている間、肉体とエーテル体に有害な諸力が巣食う。霊的な進化への努力を始める以前には魂の均衡作用によって抑制されていた悪い性質が表に現われるのである

善良で、道徳的だった人物が超感覚的世界に参入すると、様々な低級な性癖、我欲、不誠実、復讐心、怒り等が現われてくるようになる。』

この述べるところは、非常に怖いところであるが、彼はそうならないためには、意識的に徳性を形成することによって、元素界からの悪影響を断つことができると語る。
そして、最終的には、「自由意志」が問題となり、またその「自由意志」を獲得するのは極めて困難であることを述べている。

「自由意志」は、魂の中で外部からの影響と自由とを調和させることによって得られると言うが、確かに、人間の複雑さを見させられるような感覚に囚われる。

生きながらにして昇華させていくとう過程において、それはなんか、死後に直面させられる人生のパノラマと似通っているように思う。

ただ一つ言えることは、謙遜を忘れずに謙虚であることが、こういった霊的修行には絶対に必要不可欠なものであるだろうということ。
これが養われていない霊的修行者は、ある段階まで上ったとしても、落ちていかざるを得ない。
実に理に適った法則である。
posted by ミューシャ at 23:57| Comment(9) | TrackBack(0) | 神、霊 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Voxのyam_sのブログ
http://yamsgaia.vox.com/
に本記事を掲載させていただきました。
Voxにはトラックバック機能がないのでコメントで失礼いたします。
今後ともよろしく願います。
Posted by yam_s at 2007年01月22日 21:38
yam sさん、はじめまして。

ブログを拝見させて頂きました。
エーテル界へのキリストの降臨。人間にとって、とても大切なことですよね。
また、シュタイナーの見解は、いろいろな疑問を解消してくれますし、それと同時に人間の素晴らしさや希望というものへの確信を深めてくれるようです。

まだまだシュタイナーの把握には未熟者ですが、こちらこそこれからもよろしくお願いします。
Posted by ミューシャ at 2007年01月22日 23:15
実はVoxブログが登録しないと投稿できないことに今頃気づきました。(^^)
ですのでミューシャのブログを見て気に入りましたのでseesaaへ移転しました。
URLはhttp://yamsgaia.seesaa.net/です。
よろしくお願いします。
では。
Posted by yam_s at 2007年01月23日 20:29
yam_sさん、こんばんは。

気に入ってくださって、しかもわざわざコメントの出来るところへ移転してくださって、なんか恐縮します。
さっそく、コメントを入れされて頂きました。

また、私はシュタイナーが好きだというだけで、まだまだ駆け出しの状態ですので、yam_sさんから学ぶことが多そうです。
今後とも、よろしくお願い致します。
Posted by ミューシャ at 2007年01月23日 23:56
こんばんは。
seesaaではじめたブログのお気に入りに
ミューシャさんのブログをリンクしたいのですが。
よろしいでしょうか。
では。
Posted by yam_s at 2007年01月25日 00:21
yam_sさん、おはようございます。
私のような未熟なブログでも構わないようでしたら、よろしくお願い致します。
また、時々脱線する記事内容となるかも知れませんが、その時は愛嬌ということでご了承下さいませ。
Posted by ミューシャ at 2007年01月25日 07:33
こんばんは。
今、わたしのブログにリンクを貼りました。
今後ともよろしくお願いいたします。
では。
Posted by yam_s at 2007年01月25日 20:14
こんばんは。
自分よりも優れた認識を持ってらっしゃる方のブログに貼っていただいて、なんと言うのか、こう緊張してしまいますが、私にはまたとない切磋琢磨のチャンスです。
こちらこそ、よろしくお願い致します。
Posted by ミューシャ at 2007年01月25日 21:03
yam_sのブログへのリンクありがとうございます。
わたしも学究途上の者です。
ですので、気づいた事あればコメントをお願いいたします。
なお、ミューシャさんとの出会いをきっかけに神秘学概論を再読しているところです。
いかにして&自由の哲学も再読しないとと思う今日このごろです。
では。
Posted by yam_s at 2007年01月25日 21:18
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/31664288

この記事へのトラックバック